宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:05)
昨日、M1.5の中規模フレアが発生しています。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/10 --- ---
7/ 9 15:54 C2.7
11:22 M1.1
02:51 M1.5
7/ 8 18:44 C2.1
07:45 C1.8

黒点  7/10 (NOAA)
磁場 フレア
4481 1 α ---
4482 9 βγ M2
4485 12 βγ C3
4486 2 β ---
4487 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:02 586 -0.0
-2 h 601 -0.3
-4 h 554 -1.3
-6 h 539 -2.0
-8 h 508 +0.1
-10 h 455 +1.8
-12 h 457 +4.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
08:30 -36 -/ -
-2 h -30 -/ -
-4 h -27 -/ -
-6 h -23 -/ -
-8 h -26 -/ -
-10 h -23 -/ -
-12 h 5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
7/10 0.3 2x10^3
7/ 9 0.3 2x10^3
7/ 8 0.4 9x10^3
7/ 7 0.4 5x10^3
7/ 6 0.4 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
GOES SUVI (NOAA)
LASCO (SOHO)
CCOR-1 (GOES)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2026/ 7/ 5 11:41 高速太陽風が続いています。磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が激しくなりました。X1.3の大規模フレアが発生しています。
2026/ 7/ 6 12:39 高速の太陽風は終わっています。磁場が南寄りで、磁気圏は活動的です。
2026/ 7/ 7 09:56 太陽風は平均的な状態です。フレアは少なくなっています。6月の黒点相対数は 94.4 でした。
2026/ 7/ 8 12:56 太陽風は平均的な速度です。磁場が南向きに強まって、磁気圏の活動はやや活発です。
2026/ 7/ 9 09:42 太陽風は平均的な速度が続いています。コロナホールの影響が始まりそうです。
最新のニュース

2026/ 7/10 10:05 更新
コロナホールの影響が始まって、太陽風の速度は600km/秒に高まっています。

担当 篠原

昨日は400km/秒だった太陽風の速度は、
昨夜くらいからゆっくりと上昇を始めて、
今日に入る頃に500km/秒を超えて高速風に変わり、
今朝、10日7時(世界時9日22時)には600km/秒まで高まっています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真で注目していた
コロナホールの影響がやって来た様です。

太陽風の磁場強度は、
速度が上がり始めた昨夕から10nT前後で推移していましたが、
グラフの最後で、5nTと平均的な値に下がっています。

磁場の南北成分は、南北に変化が起きていて、
磁気圏の活動はある程度高まっていました。
AE指数を見ると、500〜1000nTの中規模の変化が続いています。

しかし、太陽風のグラフの最後では、
南北成分は0nT付近で小さく変化しています。
この状態が続くと、磁気圏の活動は弱くなるでしょう。

SDO衛星AIA193では、赤道域のコロナホールは、
次第に西の端に近付いています。
東西方向の広がりが小さいので、高速風はあまり長く続かないでしょう。
27日周期の図を見ると、前周期は3日程度でした。
今回はどのようになるでしょうか。


太陽は、昨日の昼、9日11時半(世界時9日2時半)に、
中心部南東(左下)の4482黒点群でM.1の中規模フレアが発生しています。

また、昨夕、9日16時(世界時9日7時)には、
南西(右下)の4485群でC2.7の小規模フレアが発生しています。
規模は小さいですが、GOES衛星SUVI 195の動画を見ると、
コロナのガスが広い範囲で動く様子が見えています。

SOHO衛星LASCO C2、C3では、
太陽の右下側に淡いCME(コロナ質量放出)が広がっています。
また、太陽を地球よりも右斜めから観測している
STEREO Ahead衛星のCOR2では、
地球のある左側にCMEが飛び出す様子が観測されています。

このため、3日後の12〜13日頃に、
太陽風の磁場の強まりがやって来るかもしれません。



4485黒点群で発生したC2.7の小規模フレア。広い範囲でコロナが動く様子が見えています。
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の右下に淡いCMEが広がっています。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽を地球よりも右斜めから観測しているSTEREO Ahead衛星によるCME。
(c) STEREO Ahead衛星COR2 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。