宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 7/ 8 14:36 更新 M2.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は高速の状態が続いています。 担当 篠原 今日の昼、8日12時半(世界時8日3時半)に、 太陽の北東の端(左上)で、M2.4の中規模フレアが発生しました。 Mクラスのフレアの発生は、 世界時6月20日のM1.0以来で半月ぶりです。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 この端の部分では、M2.4フレアの少し前から 活動の輝きがちらちらと見えています。 この後の状況に注目して下さい。 太陽風は、速度が500km/秒から570km/秒に高まり、 その後500km/秒に下がっています。 高速の状態は続いています。 磁場強度は10nTから8nTに一段下がり、 やや強まった状態です。 磁場の南北成分は、 南を向いたり北を向いたりしています。 磁気圏では時々活動が発生している様で、 AE指数は小規模の変化が起きている様です。 高速の太陽風はどこまで続くでしょうか。 注目して下さい。 SDO衛星AIA193では、 南東(左下)のコロナホールが太陽の中心線付近まで進んでいます。 3〜4日後くらいからこの領域の影響が始まるかもしれません。 ![]() 太陽の北東の端で発生したM2.4の中規模フレア。 (c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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