宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:22)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 7 --- ---
7/ 6 --- ---
7/ 5 --- ---

黒点  7/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
4122 1 α ---
4125 1 α ---
4127 5 β C1
4129 4 β ---
4130 5 β C2
4134 5 β C1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 496 +0.9
-2 h 469 -7.7
-4 h 457 -9.9
-6 h 425 -0.7
-8 h 406 -3.2
-10 h 412 +3.2
-12 h 410 +6.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -62 -/ -
-2 h -26 -/ -
-4 h -23 -/ -
-6 h -20 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -21 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
7/ 7 0.3 2x10^3
7/ 6 0.3 9x10^2
7/ 5 0.3 2x10^3
7/ 4 0.4 3x10^3
7/ 3 0.3 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 7/ 2 12:18 太陽風の速度は400km/秒に下がり、平均的な状態です。
2025/ 7/ 3 13:34 太陽風は低速になっています。6月の黒点相対数は 116.3 でした。
2025/ 7/ 4 13:50 太陽風は低速で推移しています。磁場が南向きになり、磁気圏の活動が続いています。
2025/ 7/ 5 12:51 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽は穏やかです。
2025/ 7/ 6 12:50 太陽風は平均的な状態です。磁場が南向きに変化して磁気圏の活動が強まっている様です。
最新のニュース

2025/ 7/ 7 12:22 更新
太陽風の速度は500km/秒に高まっています。磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が強まっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、
450km/秒から400km/秒に下がりましたが、
グラフの後半で500km/秒に高まっています。
このまま高速の状態に変わるでしょうか。
磁場強度は、5nTから一段上がって、
10nT前後で推移しています。

太陽風磁場の南北成分は、
グラフの前半と後半で、
-5〜 -10nTと南向きに強まっています。
AE指数は、変化が読み取りにくい状態ですが、
500〜1000nT程度の中規模の活動が発生している様です。

太陽風の速度が高まった状態が続き、
この後も磁場の南向きの強まりが発生すると、
磁気圏は活動的な状態が続きます。

SDO衛星AIA193では、
南東側(左下)のコロナホールが見える様になってきました。
どのくらいの広がりになっているでしょうか。
注目して下さい。


太陽は、今朝、7日9時(世界時7日0時)頃から、
北東側(左上)でフィラメント噴出が発生しています。
SDO衛星AIA304の動画を掲載します。

動画の様子から、CME(コロナ質量放出)は
太陽の上の方向へ向かっているのではないでしょうか。
その場合、地球への影響はなさそうです。

X線グラフは、C1台の小さい変化が起きている程度です。



太陽の北東側で発生したフィラメント噴出。
(c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。