宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 7/ 7 12:22 更新 太陽風の速度は500km/秒に高まっています。磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が強まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 450km/秒から400km/秒に下がりましたが、 グラフの後半で500km/秒に高まっています。 このまま高速の状態に変わるでしょうか。 磁場強度は、5nTから一段上がって、 10nT前後で推移しています。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの前半と後半で、 -5〜 -10nTと南向きに強まっています。 AE指数は、変化が読み取りにくい状態ですが、 500〜1000nT程度の中規模の活動が発生している様です。 太陽風の速度が高まった状態が続き、 この後も磁場の南向きの強まりが発生すると、 磁気圏は活動的な状態が続きます。 SDO衛星AIA193では、 南東側(左下)のコロナホールが見える様になってきました。 どのくらいの広がりになっているでしょうか。 注目して下さい。 太陽は、今朝、7日9時(世界時7日0時)頃から、 北東側(左上)でフィラメント噴出が発生しています。 SDO衛星AIA304の動画を掲載します。 動画の様子から、CME(コロナ質量放出)は 太陽の上の方向へ向かっているのではないでしょうか。 その場合、地球への影響はなさそうです。 X線グラフは、C1台の小さい変化が起きている程度です。
(c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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