宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 7/ 6 12:50 更新 太陽風は平均的な状態です。磁場が南向きに変化して磁気圏の活動が強まっている様です。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の午後に400km/秒から450km/秒へ少し上がり、 現在もこの状態です。 平均的な速度が続いています。 磁場強度は、10nT前後に強まった状態が続いていましたが、 グラフの最後で5nTと平均的な値に下がっています。 この後もこの状態で推移するのでしょうか。 磁場の南北成分は、 -5nTを超えるくらいの南向きの変化が繰り返し発生しています。 磁気圏の活動はある程度高まっている様で、 AE指数は、グラフの様子から500nTを超えるくらいの変化が 度々発生している様です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部は、南側に小さいコロナホールが見える程度で、 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 一方、南東の端(左下)からコロナホールの広がりが見え始めています。 注目して下さい。 太陽は、X線グラフはC1台の小さい変化しか発生していません。 GOES衛星SUVI 304によると、 太陽の北西の端(右上)でプロミネンス噴出が発生しています。 動画を掲載します。 これにより、CME(コロナ質量放出)が発生しています。 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。 横向きの噴出なので、地球への影響はありません。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() 太陽の右上に広がるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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