宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 6/15 13:28 更新 高速の太陽風が到来して、550km/秒に高まっています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日のニュースの後450km/秒から500km/秒に高まり、 高速の状態に達しました。 SDO衛星AIA193の南半球に見えていた コロナホールの影響が始まった様です。 太陽風の速度は、グラフの最後で550km/秒へ高まっています。 27日周期の図を見ると、 前周期の高速風は、5月17日に700km/秒まで高まっています。 今回の高速風はどの様に推移するでしょうか。 太陽風の磁場強度は、12nTから7nTへ下がっています。 南北成分は、グラフの前半は南北に変化していますが、 中盤で0nT付近になり、後半は北寄りで推移しています。 磁気圏の活動もこれに対応していて、 AE指数は次第に変化が小さくなり、 最後は穏やかになっています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 南半球のコロナホールは、 南東の端(左下)にかけて大きく広がっています。 影響はしばらく続きそうです。 太陽は、南西の端(右下)に近付いた4105黒点群で、 15日3時(世界時14日18時)にM1.0、 15日8時(世界時14日23時)にM6.8と、 中規模フレアが2回発生しています。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 中心部北東側の4113、4114群も、 C4.9、C4.3、C8.3、C7.5と小規模フレアが続いています。 中心に近いので注目して下さい。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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