宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 1/15 11:35 更新 太陽風は平均的な状態です。アトラス彗星がLASCO C3を横切ろうとしています。 担当 篠原 アトラス彗星がSOHO衛星LASCO C3の画面を横切ろうとしています。 尾が大きく広がって、かなりの迫力です。 実際の空で見るのは難しそうですが、 天気が良ければ夕方の西空で挑戦してみたいです。 太陽風は、速度のデータがやや不安定ですが、 420km/秒から470km/秒へ少し上がっている様です。 磁場強度も、6nTから7nTへやや上がっている様に感じます。 どちらも平均的な状態が続いています。 磁場の南北成分は、 グラフの後半から南北への変化が目立つようになっています。 磁気圏の活動も少し高まっていて、 AE指数は、後半から200〜500nTの 小規模の変化が見られる様になっています。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部から南東側(左下)にかけてコロナホールが伸びています。 2〜3日後くらいから太陽風の速度が高まるかもしれません。 注目して下さい。 太陽は、北東の端(左上)に3962黒点群が新しく現れ、 C6.2の小規模フレアを起こしています。 また、その右側の3959群でC2.6、 南東側の3961群でC2.9が2回と、 Cクラスばかりですが、東端付近で活動が見られる様になっています。 この後、活動の規模が大きくなるでしょうか。 アトラス彗星が雄大な尾を見せています。 (c) SOHO衛星LASCO C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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