宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:35)
今日、C6.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/15 05:14 C2.9
00:08 C6.3
1/14 19:18 C2.6
17:26 C3.4
14:24 C3.5
10:48 C3.4
1/13 18:48 C2.5
11:09 C8.1
07:02 C4.3

黒点  1/15 (NOAA)
磁場 フレア
3947 7 β C8
3950 1 α ---
3956 7 β ---
3957 1 α ---
3959 5 βγ C3
3960 1 α C4
3961 3 β C3
3962 1 α C6

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:26 487 -6.1
-2 h 472 -3.0
-4 h 501 +3.6
-6 h 487 -1.2
-8 h 475 -4.3
-10 h 473 -1.3
-12 h 456 +1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
10:30 -10 -/ -
-2 h -18 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -19 -/ -
-8 h -22 -/ -
-10 h -22 -/ -
-12 h -22 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^2
1/15 0.2 7x10^2
1/14 0.2 5x10^2
1/13 0.2 1x10^3
1/12 0.2 4x10^2
1/11 0.2 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 1/10 12:44 太陽風は平均的な速度です。磁場が南寄りになって、磁気圏の活動が強まりました。
2025/ 1/11 11:57 太陽風は平均的な速度です。太陽は比較的穏やかです。
2025/ 1/12 12:02 太陽風は平均的な状態が続いています。アトラス彗星が見えています。
2025/ 1/13 12:47 太陽風は平均的な速度です。アトラス彗星が進んでいます。
2025/ 1/14 12:34 太陽風は平均的な状態です。アトラス彗星が大きく見えています。
最新のニュース

2025/ 1/15 11:35 更新
太陽風は平均的な状態です。アトラス彗星がLASCO C3を横切ろうとしています。

担当 篠原

アトラス彗星がSOHO衛星LASCO C3の画面を横切ろうとしています。
尾が大きく広がって、かなりの迫力です。
実際の空で見るのは難しそうですが、
天気が良ければ夕方の西空で挑戦してみたいです。


太陽風は、速度のデータがやや不安定ですが、
420km/秒から470km/秒へ少し上がっている様です。
磁場強度も、6nTから7nTへやや上がっている様に感じます。
どちらも平均的な状態が続いています。

磁場の南北成分は、
グラフの後半から南北への変化が目立つようになっています。
磁気圏の活動も少し高まっていて、
AE指数は、後半から200〜500nTの
小規模の変化が見られる様になっています。

SDO衛星AIA193では、
太陽の中心部から南東側(左下)にかけてコロナホールが伸びています。
2〜3日後くらいから太陽風の速度が高まるかもしれません。
注目して下さい。


太陽は、北東の端(左上)に3962黒点群が新しく現れ、
C6.2の小規模フレアを起こしています。
また、その右側の3959群でC2.6、
南東側の3961群でC2.9が2回と、
Cクラスばかりですが、東端付近で活動が見られる様になっています。
この後、活動の規模が大きくなるでしょうか。




アトラス彗星が雄大な尾を見せています。
(c) SOHO衛星LASCO C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。