宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 1/14 12:34 更新 太陽風は平均的な状態です。アトラス彗星が大きく見えています。 担当 篠原 SOHO衛星LASCO C3の画面をアトラス彗星が通過中です。 尾が大きく広がって、見応えがあります。 写っているのは明日まででしょうか。 太陽風は、速度が400km/秒から450km/秒へ少し上がり、 その後、400km/秒近くに下がっています。 平均的な状態が続いています。 磁場強度は、グラフの初めに13nTの強まりが発生していますが、 すぐに下がり、今日に入る頃からは6nTと平均的な値に戻っています。 磁場の南北成分は、南北へ小幅の変化が見られ、 AE指数では、500nTに達するくらいの活動が発生しています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 中心付近から南東側(左下)にかけてコロナホールが見えています。 この領域の影響で、 3〜4日後から太陽風の速度が高まるかもしれません。 太陽は、目立ったフレアはなく、 穏やかに推移しています。 可視光写真を見ても、中心付近は黒点が少なくなっています。 北東の端(左上)の3959黒点群に続いて、 南東の端(左下)に新しい黒点が現れています。 これらの領域で活動は見られるでしょうか。 LASCO C3の画面を通過するアトラス彗星、 (c) SOHO衛星LASCO C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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