宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 1/ 9 12:12 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュース以降ゆっくりと低下して、 今朝早く、9日4時(世界時8日19時)頃には、 400lkm/秒まで下がりました。 現在もこの状態で、平均的な速度が続いています。 磁場強度は5nTと、こちらも平均的な状態です。 太陽風磁場の南北成分は、 北寄りになったり、南寄りになったり、 ゆっくり変化しています。 南寄りになった頃に磁気圏の活動がやや高まって、 AE指数では300〜500nTの小規模の変化が発生しています。 その他の時間帯は変化はなく、磁気圏は穏やかです。 SDO衛星の画像の更新が部分的に回復していて、 今日は、太陽コロナ写真としてSDO衛星AIA193を掲載しています。 昨年の11月27日以来です。 目立つ規模のコロナホールはなく、 この後の太陽風は、穏やかな状態がしばらく続きそうです。 SDO衛星の太陽可視光写真はまだ更新されていないので、 鹿児島で撮影した画像を掲載しています。 (今日が最後の撮影になるかもしれません) 中心部北西側(右上)の3947黒点群で、 今朝、9日9時半(世界時9日0時半)に M1.1の中規模フレアが発生しました。 GOES衛星SUVI 131の動画を掲載します。 3947群では2日半ぶりのMクラスフレアです。 可視光写真では、東側(左側)は黒点が少なくなっています。 今後、フレアなどの活動は少なくなるかもしれません。 3947黒点群で発生した、M1.1の中規模フレア。 (c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 9日10時半(世界時9日1時半)に鹿児島で撮影した太陽。 (c) 宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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