宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/12/23 13:12 更新 高速の太陽風が続いています。アイスランドのオーロラをどうぞ。 担当 篠原 アイスランドに滞在中の藤井哲也さんより、 現地12月22日19時5分 (世界時と同じです)に、 アイスランド北東部のミーヴァトン湖畔で撮影された オーロラの写真をいただきました。 現地はなかなな天候に恵まれないとのことで、 撮影に苦労されている様です。 太陽風は550km/秒くらいと高速で、 AE指数は500nTの中規模の変化が続いていた頃です。 北東の空を撮影している様です。 写真の右上にぎょしゃ座の五角形があり、 オーロラの光と重なる様にふたご座の2つの星が見えています。 地平線の赤い星は火星です。 暗くて見にくいですが、地上には白い雪が見えている様です。 日本時間では、今朝4時の撮影です。 最新の情報をどうもありがとうございます。 太陽風は、600km/秒から550km/秒へ少し下がっていますが、 高速の風が続いています。 磁場強度は、6〜7nTと平均的な値に戻りかけています。 磁場の南北成分は、南北に細かく変化しています。 磁気圏は活動的な状態が続き、 AE指数は、500〜700nTの中規模の変化が続いています。 GOES衛星SUVI 195で見えていた コロナホールは小さかったのですが、 高速太陽風はどこまで続くでしょうか。 太陽は、3日ぶりに可視光写真を掲載しています。 南東(左下)の3932黒点群でC9.6、M1.1、 南西(右下)の3930群でM1.0などの 小規模、中規模フレアが発生し、 先程、23日11時(世界時23日2時)には、 北東の端の少し向こう側(左上)で、 M1.0の中規模フレアが発生しています。 週末の停電から無事に回復できた様です。 この記事が見えていれば、ネットワークも元に戻っています。 (c) 藤井哲也氏 GOES衛星SUVI 195による太陽コロナの様子。 (c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA) 23日10時(世界時23日1時)に鹿児島で撮影した太陽。 (c) 宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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