宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:12)
今日、M1.1の中規模フレアが発生しました。
また、M1.9の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/23 11:13 M1.0
09:26 C3.8
08:13 C4.4
05:43 M1.1
04:30 C3.5
02:17 C4.2
12/22 23:06 M1.1
22:44 C4.1
19:25 C9.7
17:35 C4.6
15:33 C6.2
13:54 C5.4
13:07 M1.0
12:01 C5.2
09:37 C7.2
08:01 C9.5
07:02 C6.7
06:06 C5.1
05:49 C7.2
05:15 C8.3
12/21 20:27 C3.6
16:18 C4.5
13:09 C5.2
09:35 M1.9
07:37 C4.8
01:46 C4.5

黒点 12/23 (NOAA)
磁場 フレア
3922 2 β ---
3926 1 α ---
3927 1 α C8
3928 18 βγ C6
3929 1 α C5
3930 7 β M1
3931 1 α ---
3932 17 βγ M2
3933 9 β ---
3934 8 β ---
3935 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:00 549 +1.3
-2 h 568 +0.3
-4 h 579 -0.4
-6 h 582 +2.7
-8 h 569 +0.7
-10 h 600 -0.2
-12 h 620 -0.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -22 -/ -
-2 h -29 -/ -
-4 h -24 -/ -
-6 h -25 -/ -
-8 h -23 -/ -
-10 h -21 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 3.5 8x10^2
12/23 4.5 2x10^3
12/22 5.2 2x10^3
12/21 3.6 7x10^2
12/20 0.5 7x10^2
12/19 0.3 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/12/18 11:37 太陽風の急な乱れが到来しました。磁気圏活動は一時的な強まり程度です。
2024/12/19 12:49 高速の太陽風が続いています。磁気圏活動も発生しています。
2024/12/20 12:17 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽の向こう側でCMEが発生しました。
2024/12/21 10:29 太陽風はやや高速です。磁気圏の活動もやや高まっています。
2024/12/22 10:33 太陽風の速度が550km/秒に高まっています。
最新のニュース

2024/12/23 13:12 更新
高速の太陽風が続いています。アイスランドのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

アイスランドに滞在中の藤井哲也さんより、
現地12月22日19時5分 (世界時と同じです)に、
アイスランド北東部のミーヴァトン湖畔で撮影された
オーロラの写真をいただきました。

現地はなかなな天候に恵まれないとのことで、
撮影に苦労されている様です。
太陽風は550km/秒くらいと高速で、
AE指数は500nTの中規模の変化が続いていた頃です。

北東の空を撮影している様です。
写真の右上にぎょしゃ座の五角形があり、
オーロラの光と重なる様にふたご座の2つの星が見えています。
地平線の赤い星は火星です。
暗くて見にくいですが、地上には白い雪が見えている様です。

日本時間では、今朝4時の撮影です。
最新の情報をどうもありがとうございます。



太陽風は、600km/秒から550km/秒へ少し下がっていますが、
高速の風が続いています。
磁場強度は、6〜7nTと平均的な値に戻りかけています。

磁場の南北成分は、南北に細かく変化しています。
磁気圏は活動的な状態が続き、
AE指数は、500〜700nTの中規模の変化が続いています。

GOES衛星SUVI 195で見えていた
コロナホールは小さかったのですが、
高速太陽風はどこまで続くでしょうか。


太陽は、3日ぶりに可視光写真を掲載しています。

南東(左下)の3932黒点群でC9.6、M1.1、
南西(右下)の3930群でM1.0などの
小規模、中規模フレアが発生し、
先程、23日11時(世界時23日2時)には、
北東の端の少し向こう側(左上)で、
M1.0の中規模フレアが発生しています。




週末の停電から無事に回復できた様です。
この記事が見えていれば、ネットワークも元に戻っています。



アイスランド北東部のミーヴァトン湖畔で、現地12月22日19時5分に撮影されたオーロラ。
(c) 藤井哲也氏


GOES衛星SUVI 195による太陽コロナの様子。
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)


23日10時(世界時23日1時)に鹿児島で撮影した太陽。
(c) 宇宙天気ニュース


ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。