宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:10)
今日、C5.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/30 12:09 C4.1
10:22 C3.5
05:13 C5.5
04:01 C4.4
02:46 C3.1
01:35 C2.7
11/29 15:05 C3.1
13:28 C4.5
11:58 C5.3
07:43 C4.0
11/28 15:28 C6.7
14:11 C7.0
13:37 C5.8
06:52 C3.4
04:08 C5.4
03:00 C6.0
00:59 C3.0

黒点 11/30 (NOAA)
磁場 フレア
3901 2 α ---
3902 1 α ---
3905 17 βγ C7
3906 36 βγ C6
3907 3 β ---
3908 3 β C5
3910 6 β C6
3911 2 β ---
3912 2 β C7

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:06 412 -3.4
-2 h 403 -0.2
-4 h 399 -8.0
-6 h 379 +0.5
-8 h 394 -6.2
-10 h 375 +0.8
-12 h 370 +4.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -5 -/ -
-2 h 10 -/ -
-4 h 26 -/ -
-6 h 18 -/ -
-8 h 33 -/ -
-10 h 18 -/ -
-12 h 24 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
11/30 0.2 2x10^2
11/29 0.2 1x10^2
11/28 0.2 1x10^2
11/27 0.2 2x10^2
11/26 0.2 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/11/25 14:12 太陽風は平均的な速度が続いています。磁気圏も概ね静穏です。
2024/11/26 12:27 M9.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2024/11/27 12:07 太陽は穏やかになっています。太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。
2024/11/28 12:40 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。ニュージーランドのオーロラ動画をどうぞ。
2024/11/29 12:06 太陽風は低速で、磁気圏はとても穏やかです。太陽風の弱い乱れが到来しました。
最新のニュース

2024/11/30 13:10 更新
太陽風は平均的な速度です。磁場が南向きになって磁気圏の活動がやや高まりました。

担当 篠原

太陽風の速度は、410km/秒から370km/秒へ少し下がり、
再び410km/秒と平均的な速度に戻っています。
磁場強度は、強まりが残っていて、
10nT前後で推移しています。

磁場の南北成分は、
グラフの後半で南向きに強まる変化が到来しています。
このため、AE指数は、
グラフの最後に800nTの中規模の変化が発生しています。
それまでは磁気圏は静穏で、AE指数は変化も少ない状態でした。

GOES衛星SUVI 195の太陽コロナ写真では、
南東の端(左下)にコロナホールの薄暗い領域が見えています。
ここは前周期にもコロナホールが見えていた場所です。
現在はどの様な広がりになっているでしょうか。


太陽は、中心部南西側(右下)の3905黒点群、3906群、
北東(左上)の3910群、南東の端近く(左下)の3912群で
C3〜5程度の小規模フレアが発生しています。
X線グラフは少し変化が目立つ様になっています。

また、昨夜、29日21時(世界時29日12時)頃に、
南の端近くでフィラメント噴出が発生しました。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。

これにより、SOHO衛星LASCO C2、C3では,
太陽の下側に広がるCME(コロナ質量放出)が観測されています。
動画では、太陽の上側にも別のCMEが飛び出しています。
向こう側で発生した現象の様です。
どちらの噴出も地球への影響はないでしょう。




太陽の南端で発生したフィラメント噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の上下それぞれにCMEが飛び出しています。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


GOES衛星SUVI 195による太陽コロナの様子
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。