宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:06)
今日、C5.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/29 11:58 C5.3
07:43 C4.0
11/28 15:28 C6.7
14:11 C7.0
13:37 C5.8
06:52 C3.4
04:08 C5.4
03:00 C6.0
00:59 C3.0
11/27 20:33 C7.8
19:04 C9.5
17:23 C3.2
11:22 C3.5
03:13 C4.3
01:04 C3.3

黒点 11/29 (NOAA)
磁場 フレア
3901 1 α M1
3902 1 α ---
3905 17 βγ C8
3906 22 βγδ C4
3907 4 β ---
3908 3 β ---
3910 6 βγ C6
3911 3 β M1
3912 2 β C7

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 404 +5.4
-2 h 366 +3.5
-4 h 353 +0.4
-6 h 354 +1.9
-8 h 352 +3.4
-10 h 349 +3.3
-12 h 350 +4.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 26 -/ -
-2 h 30 -/ -
-4 h 27 -/ -
-6 h 20 -/ -
-8 h 16 -/ -
-10 h 17 -/ -
-12 h 19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^1
11/29 0.2 1x10^2
11/28 0.2 1x10^2
11/27 0.2 2x10^2
11/26 0.2 2x10^2
11/25 0.2 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/11/24 10:02 太陽風は平均的な速度で安定しています。小さい彗星が太陽に接近しました。
2024/11/25 14:12 太陽風は平均的な速度が続いています。磁気圏も概ね静穏です。
2024/11/26 12:27 M9.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2024/11/27 12:07 太陽は穏やかになっています。太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。
2024/11/28 12:40 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。ニュージーランドのオーロラ動画をどうぞ。
最新のニュース

2024/11/29 12:06 更新
太陽風は低速で、磁気圏はとても穏やかです。太陽風の弱い乱れが到来しました。

担当 篠原

太陽風は、速度のグラフの一部に乱れが出ていますが、
350km/秒付近の低速の状態で安定しています。
磁場強度は、8nTと少し強まっています。

と記事を書いているところで、太陽風の急な変化が到来しました。
速度は、420km/秒と平均的な速さに少し上がった程度です。
磁場強度は14nTに強まっています。

27日のニュースでお知らせした、
CMEによる太陽風の弱い乱れが、
予報よりも半日ほど遅れて到来したのかもしれません。
今のところ、磁場は北向きに変化している様で、
この状態であれば、磁気圏への影響は小さくなりそうです。

太陽風磁場の南北成分は、
ここまでの変化は北寄りになっていました。
速度が下がっていることもあり、磁気圏はとても穏やかです。
AE指数は、ほとんど変化が見られません。

太陽コロナの写真は、GOES衛星SUVI 195を掲載しています。
コロナホールは特に見られず、
太陽風は穏やかな状態が続きそうです。

27日周期の図は、掲載しているのは15日幅ですが、
27日幅の図を見ると、27日前の11月2日から、
太陽風は400km/秒前後と高まりのない状態が続いています。
その間、磁場の強まりにより磁気圏活動の高まりは発生しました。
これからの27日間はどの様に推移するでしょうか。


太陽は、可視光写真の掲載がありませんが、
中心部南側(下側)の3905黒点群でC7.0、
南東の端(左下)の3912群でC6.7の
小規模フレアが発生した程度で、
穏やかな状態になっています。



SDO衛星はデータセンターのトラブルとのことで、
施設の復旧待ちだそうです。
衛星の問題ではなかったので、この点では一安心です。




GOES衛星SUVI 195による太陽コロナの様子
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。