宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2024/ 1/28 12:51 更新 太陽風はやや低速で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜に400km/秒台を割り、 370km/秒とやや低速になっています。 磁場強度は、6〜7nTで推移していましたが、 グラフの最後で9nTへ少し強まっています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 コロナホールが西側へ進んでいます。 影響は1〜2日後くらいからになりそうです。 その一方、太陽風のグラフでは 最後に磁場が少し強まっています。 この変化が続いて、速度の高まりも始まるかもしれません。 しばらく注目してください。 現在の磁気圏は静穏です。 AE指数はほとんど変化がありません。 太陽は穏やかで、 C2台の小さい小規模フレアが発生した程度です。 可視光写真では黒点が少なくなっていて、 西側の3559群、3560群が沈んだ後は、 かなり寂しくなるかもしれません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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