宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/ 1/15 13:28 更新 太陽風は低速の状態が続いています。 担当 篠原 DSCOVR衛星による太陽風速度の観測は、 後半は正しい状態になっている様で、 現在は350km/秒と低速の状態が続いています。 磁場強度は、今朝まで7nTと少し強まっていましたが、 その後下がって、現在は3nTとやや弱くなっています。 磁場の南北成分は、 昨日のニュース以降南向きが続く様になり、 -5nT付近の状態が今朝まで続きました。 このため、磁気圏はやや活動的な状態が続き、 AE指数は300〜500nTの小規模の変化が 半日ほど連続して発生しています。 今朝以降、磁場の南向きの変化は小さくなり、 グラフの最後は0nT付近になっています。 これに合わせて磁気圏の活動も弱くなり、 AE指数は変化が見られなくなっています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 北西側(右上)に小さいコロナホールが見えています。 この後、弱い影響がやって来るでしょうか。 太陽は、昨夜、14日20時半(世界時14日11時半)に、 西の端(右端)の少し向こう側で C9.6の小規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 フレアの全体が見えていないので、 実際の規模はこれよりも大きかった可能性があります。 このフレアに伴って、 CME(コロナ質量放出)が太陽の右側に飛び出しています。 横向きなので影響はありません。 太陽のこちら側では、 14日22時(世界時14日13時)に南東(左下)の3549群でC7.2、 15日2時(世界時14日17時)に南西(右下)の3541群でC5.8 などの小規模フレアが発生しています。 現在のX線グラフの変化は少なく、 太陽は比較的穏やかな状態です。 西の端の少し向こう側で発生したC9.6の小規模フレア。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の右へ飛び出すCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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