宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 2/11 13:17 更新 Mクラスのフレアが続いています。太陽風は高速です。 担当 篠原 SOHO衛星LASCO C2、C3によると、 昨夜から今朝にかけて、 太陽の右下と上に向かって CME(コロナ質量放出)が発生しています。 GOES衛星SUVI 304を参照すると、 1つめのCMEは、太陽の南西側(右下)で 10日16時(世界時10日7時)頃に発生した フィラメント噴出に関係している可能性があります(2枚目の動画)。 この場合、太陽の中心に比較的近い所で発生しているので、 噴出したガスは地球の方向へもやって来る可能性があります。 明後日、13日頃の太陽風に乱れが見られるかもしれません。 2つめのCMEは、太陽の北の端(上側)で 10日23時(世界時10日14時)頃に発生した プロミネンス噴出によるものの様です(3枚目の動画)。 なかなか大きい噴き上がりが見えています。 地球に対して横向きなので、影響はないでしょう。 太陽では、Mクラスの中規模フレアが続いています。 昨日のニュース以降、3213群で、M1.4、M1.1、M1.6、 3220群でM1.2が発生しています。 発生頻度は少し下がっている様に感じますが、 引き続き注目してください。 太陽風は、500km/秒前後の高速の風が続いています。 磁場強度は5nTと平均的な状態です。 7日に始まった高速太陽風は、5日目に入っています。 磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続いています。 磁気圏は活動的な状態が続き、 AE指数は500nTを超えるくらいの中規模の変化が 度々発生しています。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の南西側で発生したフィラメント噴出。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の北の端で発生したプロミネンス噴出。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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