宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/10/ 7 13:28 更新 太陽は穏やかになっています。9月の黒点相対数は 96.3 でした。 担当 篠原 WDC-SILSOより、9月の黒点相対数は 96.3 と発表されました。 8月の75.4からは増加して90台に戻りましたが、 100に達するまでは増えませんでした。 11年前の2011年9月は、 第24期で初めて100を超えて、120.1に達しました。 それと比べると今期は遅れていますが、 図の13か月平均値(赤線)を見ると、 2022年初めは既に60を超えているのに対し、 11年前の2011年の初めはまだ50程度と低い値になっています。 結局、第24期と似た様な値で推移している様です。 第25期で初めて100を超えるのはいつになるでしょうか。 現在の太陽は、 今朝、7日8時(世界時6日23時)に 3116群で発生したC2.9の小規模フレアが発生した程度です。 太陽は、更に穏やかになっています。 太陽風は、速度の値がやや不安定になっていますが、 500km/秒前後で推移している様で、 高速の状態が続いている様です。 磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、南向きの -5nT程度の変化がよく見られ、 速度が高まっていることと重なって、 磁気圏の活動を強めています。 AE指数は、500〜1000nTの中規模の変化が次々に発生しています。 SDO衛星AIA193は、 南側に小ぶりのコロナホールが見られるだけです。 太陽風は穏やかな状態に向かいそうですが、 現在の高速風はどこまで続くでしょうか。 太陽黒点相対数の長期変化。9月の黒点相対数は 96.3 でした。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース 9月の太陽黒点の推移。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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