宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/10/ 6 11:43 更新 フレアの規模が小さくなっています。太陽風の速度は下がっています。 担当 篠原 太陽は、昨日のニュース以降はフレアの規模が小さくなり、 X線グラフではピークはたくさん発生していますが、 C1〜3の小規模フレアばかりになっています。 それでも、北東(左上)の3112、3116黒点群では、 小さい活動が頻繁に発生しています。 再び活動が強まるかもしれないので、 引き続き注目してください。 昨日のニュースで紹介した 2つめのフィラメント噴出によるCMEを、 SOHO衛星LASCO C2の動画で紹介します。 太陽の右下に向かって噴出が発生していますが、 見え方は淡く、横方向に向かっています。 地球への影響はなさそうです。 太陽風は、今朝まで530km/秒の高速風が続いていましたが、 そこから低下して、 現在は460km/秒と平均的な速さに戻っています。 磁場強度は、4nTから一時的に9nTに強まって、 以降は6nT程度で推移しています。 磁場の南北成分は、南北に切り替わりながら変化しています。 磁気圏の活動はやや高まった状態で、 AE指数は300〜500nTの小規模の変化が続き、 磁場が南向きに強まった頃には、 1000nTに達する変化も発生しています。 現在は太陽風の速度が下がってきたので、 磁気圏の活動も規模は小さくなりそうです。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、 中心部に小さいコロナホールと、 南の端近くに少し広いコロナホールが見えています。 広がりが小さかったり、緯度が高めだったりで、 地球への影響は小さそうです。 太陽風は穏やかに推移するのではないでしょうか。 昨日、5日10時半(世界時5日1時半)のフィラメント噴出によるCME。SOHO衛星LASCO C2。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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