宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 5/ 7 14:20 更新 太陽は次第に穏やかになっています。磁気圏は概ね静穏です。 担当 篠原 太陽の3004黒点群の活動度は下がっていて、 昨日のニュース以降は、 7日1時(世界時6日16時)のC4.8の小規模フレアが最大で、 その他はC1〜3台に留まっています。 一方、南東(左下)の3006黒点群は、 フレアの回数は増えていますが、 規模はC1〜3と小さい規模ばかりです。 X線グラフは全体の強度も下がっていて、 太陽の活動は一旦落ち着きそうです。 昨日注目していた南東の端の向こう側の領域も、 その後は目立った変化を起こしていないようです。 太陽風は、速度のデータが不正確になっている様で、 DSCOVR衛星とACE衛星のデータの様子から、 400km/秒前後の平均的な速度が続いているのかもしれません。 磁場強度は5nTと平均的な状態で、 南北成分は、-2〜-3nTの弱い南向きが続いています。 磁気圏は比較的穏やかな状態で、 AE指数は300nTの小規模の変化が時々発生する程度です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 コロナホールは特に見られず、 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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