宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 5/ 6 12:38 更新 3004黒点群の活動が続いています。太陽風はやや低速で、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 昨日のニュース以降も、 太陽の中心部南西側(右下)の3004黒点群の活動は続き、 NOAA/SWPCによるフレアのリストでは、 5日22時(世界時5日13時)のM2.2の中規模フレアを最大に、 Cクラスの小規模フレアが27回記録されています。 活発な活動の様子をSDO衛星AIA131の動画で紹介します。 頻繁に明るい輝きが発生しています。 このため、X線グラフは細かい変化が多数発生しています。 この変化の途中にぽつぽつと、 南東(左下)の3006群のフレアが混じっていて、 もう一つの中規模フレアである5日23時(世界時5日14時)のM2.7は、 3006群で発生しています。 ただし、X線グラフの終わりの頃は変化が少なくなっていて、 活動はこの後、落ち着くのかもしれません。 もうしばらく注目してください。 また、南東の端(左下)の少し向こう側に活動領域があり、 今日未明、6日3時半(世界時5日18時半)頃に ある程度の規模のフレアが発生した様です。 活動が続く様であれば、 領域がこちら側に現れて、注意が必要になるでしょう。 太陽風は、380km/秒とやや低速の状態です。 磁場強度は、5nTと平均的な状態で安定しています。 磁場の南北成分は、やや北寄りの傾向になっています。 磁気圏は穏やかになり、AE指数は変化が少なくなっています。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見られず、 太陽風は穏やかに推移しそうです。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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