宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 4/13 13:39 更新 太陽風は速度や磁場が度々強まっています。 担当 篠原 太陽風は、昨夜に450km/秒から500km/秒へ速度が上がり、 未明に450km/秒へ下がって、昼前に500km/秒へ上がるという、 上下の変化が発生しています。 磁場強度も、4nTから5〜8nTへ少し強まり、 昼前からは10nTに強まっています。 細かい変化が続いていて、原因との対応が読み取りにくくなっています。 SDO衛星AIA193を調べると、 9日23時(世界時9日14時)と10日22時(世界時10日13時)に、 太陽中心部の南東側(左下)で小さい爆発が発生していました。 この時に発生したCMEが 2日半〜3日程かかって地球に到来したのでしょうか。 昨日紹介した11日14時(世界時11日5時)のCMEによる乱れも、 明日の午後に到来が予想されています。 太陽風の変化に引き続き注目してください。 太陽風磁場の南北成分は南寄りの変化が続き、 グラフの最後では、-5nTに振れた状態が続いています。 磁気圏の活動は高まっていて、 AE指数は500〜1000nTの中規模の変化が連続的に発生しています。 現在は南向きが続いているので、この後の活動も高まりそうです。 太陽は、昨日の午後から北西の端(右上)の少し向こう側で活動が強まり、 C3.8に続いて、C1台の小規模フレアが6回ほど発生しています。 領域は向こう側へ去って行くので、この後は見えなくなります。 一方、GOES衛星SUVI 304を見ると、 太陽の東端(左端)の向こう側で活動が続いている様で、 コロナの筋が上空へ伸びていく様子が繰り返し撮影されています。 (動画を掲載しています) この後、どの様な領域が現れるでしょうか。 黒点は、北東側に2988群と新しく2989群が現れています。 (c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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