宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2010/ 6/23 11:39 更新 太陽風は330km/秒と一段と低速になり、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 SOHO LASCO C3の右端に水星が姿を現しました。 これから28日にかけて太陽に近づいていくようです。 太陽風の速度は、330km/秒まで下がっています。 前周期も、この頃は300mk/秒台前半まで下がっていましたので、 その構造が残っているということでしょう。 磁場強度は、5nTと平均的な強さです。 磁気圏も穏やかです。 AE指数は、小さな変化が見られる程度です。 SOHO EIT195を見ると、コロナホールは太陽の中心に達しました。 これから3日後、26日くらいに影響がやって来そうです。 ただし、コロナホールはそれほど大きくなく、高速風の規模は限定的になりそうです。 コロナホールは、東側へ斜めに延びていて、 太陽風への影響はやや長く続くかもしれません。 前周期も、高速風は7日間継続しています。 太陽は、1082黒点群が更に弱まって、小さな点が2つ見える程度になっています。 EUT195では、東側から明るい領域が上がってきましたが、 どちらも白斑が見えるだけです。 X線にも変化はなく、太陽は穏やかです。 SOHO LASCO C3に水星が見えてきました。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO EIT195による太陽コロナ。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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