宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2010/ 6/24 11:19 更新 太陽風の速度は300km/秒に下がり、かなり低速です。太陽も静かな状態が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、今朝まで320km/秒で推移していましたが、 現在は更に下がって、300km/秒まで遅くなっています。 磁場強度も2nTに弱まっていて、とても穏やかな太陽風です。 磁気圏も概ね静穏です。 太陽風磁場の南北成分を見ると、-2nTと弱い南向きが続いていたのですが、 振幅が小さいことと、速度もかなり遅いため、 地球の磁気圏への影響は小さかった様です。 明日、明後日くらいまで、このまま穏やかな太陽風が続くと予想されます。 その後、コロナホールの影響がやって来ると思われますが、 発生源のコロナホールの広がりが、SOHO EIT195でだいぶ見やすくなりました。 先頭は既に太陽の中心を過ぎています。 そこから東に向かって、コロナホールは緯度を上げながら長く伸びています。 このため、コロナホールの影響は1週間近く続きそうな様子です。 (緯度が高くなるため、影響は次第に弱まりそうです) 太陽では、1082黒点群が残っているだけで、新しい黒点は発生していません。 X線のグラフも変化なく、とても静かです。 1月〜2月に活動的になったきり、太陽はすっかり静かになっています。 SOHO EIT195による太陽コロナ。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |