宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:19)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/24 --- ---
6/23 --- ---
6/22 --- ---

黒点  6/24 (NOAA)
磁場 フレア
1082 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:07 302 +0.5
-2 h 309 +0.6
-4 h 314 +0.6
-6 h 314 -0.5
-8 h 314 -1.6
-10 h 316 -1.5
-12 h 311 -2.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -11 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^2
6/24 0.5 8x10^2
6/23 0.4 1x10^3
6/22 0.5 2x10^3
6/21 0.4 2x10^3
6/20 0.4 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 6/19 13:26 高速の太陽風は終わりつつあります。黒点群がもうひとつ出現しています。
2010/ 6/20 13:51 太陽風は400km/秒と通常の状態に戻りました。また新しく黒点が現われています。
2010/ 6/21 09:41 穏やかな太陽風が続いています。太陽も静穏です。
2010/ 6/22 08:19 太陽風はやや低速で、磁気圏も穏やかです。1082黒点群は小さくなり始めています。
2010/ 6/23 11:39 太陽風は330km/秒と一段と低速になり、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2010/ 6/24 11:19 更新
太陽風の速度は300km/秒に下がり、かなり低速です。太陽も静かな状態が続いています。

担当 篠原

太陽風の速度は、今朝まで320km/秒で推移していましたが、
現在は更に下がって、300km/秒まで遅くなっています。
磁場強度も2nTに弱まっていて、とても穏やかな太陽風です。

磁気圏も概ね静穏です。
太陽風磁場の南北成分を見ると、-2nTと弱い南向きが続いていたのですが、
振幅が小さいことと、速度もかなり遅いため、
地球の磁気圏への影響は小さかった様です。


明日、明後日くらいまで、このまま穏やかな太陽風が続くと予想されます。
その後、コロナホールの影響がやって来ると思われますが、
発生源のコロナホールの広がりが、SOHO EIT195でだいぶ見やすくなりました。

先頭は既に太陽の中心を過ぎています。
そこから東に向かって、コロナホールは緯度を上げながら長く伸びています。
このため、コロナホールの影響は1週間近く続きそうな様子です。
(緯度が高くなるため、影響は次第に弱まりそうです)


太陽では、1082黒点群が残っているだけで、新しい黒点は発生していません。
X線のグラフも変化なく、とても静かです。

1月〜2月に活動的になったきり、太陽はすっかり静かになっています。



SOHO EIT195による太陽コロナ。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる太陽可視光写真。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。