宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2010/ 5/27 09:38 更新 太陽風は、350km/秒と低速です。今日か明日くらいにCMEの影響が到来すると思われます。 担当 篠原 SOHO EIT195の太陽コロナ写真によると、 コロナホールは太陽の中心へ向かってゆっくりと回ってきています。 先頭は、明日には中心線に達しそうです。 その3日後くらいに地球に影響がやって来ると考えると、31日くらいと見込まれます。 また、今日か明日には、CMEの影響がやって来ると思われます。 速度はあまり高まらないと思いますが、磁場強度が高まって影響が大きくなる可能性があります。 CMEは2日連続で起きており、2つめの到来の時には、 1つめの変動と重なって、複雑な変化をするかもしれません。 これからしばらく、にぎやかな太陽風・磁気圏活動が見られるかもしれません。 現在の太陽風は、速度が350km/秒ほどに上がっています。 上昇していますが小幅で、低速状態であることは変わっていません。 昨日見られた磁場の強まりは、この変化に関係していたのかもしれません。 磁場の南北成分は、弱い南寄りになっています。 この影響で、磁気圏でも小規模の活動が、AE指数で2回ほど観測されています。 今後の磁気圏活動は、これからやってくると思われる太陽風の変動次第です。 特に、磁場の南向き成分が強まると、磁気圏は活発に変動しますので注目してください。 太陽も、X線データにはフレア活動も見られず、穏やかです。 1072黒点群は、丸い黒点がひとつだけぽつんと見えるようになっています。 この様な形になると、活動度はすっかり下がっています。 SOHO EIT195による太陽コロナ。27日9時(世界時27日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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