宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:08)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/23 --- ---
5/22 --- ---
5/21 --- ---

黒点  5/23 (NOAA)
磁場 フレア
1072 10 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:56 376 +1.0
-2 h 381 +0.1
-4 h 378 +1.0
-6 h 381 +1.7
-8 h 381 +2.2
-10 h 376 +1.5
-12 h 388 +1.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:59 -12 -6/ 9
-2 h -11 -2/ 7
-4 h -11 4/ 4
-6 h -10 1/ 3
-8 h -10 -1/ 2
-10 h -11 -2/ 2
-12 h -11 -2/ 2

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 9x10^1
5/23 0.4 1x10^2
5/22 0.5 1x10^2
5/21 0.7 1x10^2
5/20 0.5 4x10^2
5/19 0.4 6x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 5/18 12:53 360km/秒の穏やかな太陽風が続いています。明日くらいからコロナホールの影響が見られるかもしれません。
2010/ 5/19 11:26 360km/秒の穏やかな太陽風が続いています。これから速度がやや高まるかもしれません。
2010/ 5/20 09:29 500km/秒の高速太陽風がやって来ました。磁気圏は静穏です。太陽は無黒点が続いています。
2010/ 5/21 09:08 およそ10日ぶり太陽に黒点が現われました。太陽風はやや高速くらいに下がっています。
2010/ 5/22 09:09 太陽に1072黒点群がありますが静穏です。太陽風は平均的な速度になっています。
最新のニュース

2010/ 5/23 13:08 更新
1072黒点群は静穏です。太陽風は低速風になり、磁気圏も静かです。

担当 篠原

1072黒点群は、黒点の大きさが少し広がっています。
しかし、X線グラフには目立った変化はなく、フレア活動は起こしていません。
EIT195では、東端に明るい領域が見えますが、こちらも特に動きは無いようで、
静穏な太陽が続いています。


太陽風は、速度が400km/秒台を割って、380km/秒とやや遅い風になっています。
磁場強度も4〜3nTとやや弱めです。

磁気圏も静穏で、オーロラの活動度を示すAE指数は、ほとんど変化していません。


今日のSOHO EIT195を見ると、
目立ったコロナホールはありません(小さいものは見えますが)。
しかし、STEREO Ahead、Behindで太陽の両側を見ると、
左右それぞれに南北方向にコロナホールが伸びています(1枚目の写真を見て下さい)。

お互いがちょうど裏側に位置するように、黒い縦の筋が伸びています。
まるで、太陽は縦にばっさりと切り落とされているかの様です。


1週間くらい先に、左のSTEREO Behindに見えているコロナホールの影響で、
高速の太陽風がやって来るでしょう。



2機のSTEREO衛星で、太陽の左右を同時に見ます。
(c) STEREO (NASA)、SOHO (ESA & NASA)


SOHO EIT195による太陽コロナ。23日13時(世界時23日4時)。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる太陽可視光写真。
(c) SOHO (ESA & NASA)


GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。