宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2010/ 5/26 13:29 更新 300km/秒の低速の太陽風が続いています。明日以降、CMEの影響がやって来そうです。 担当 篠原 穏やかな太陽風が続いています。 速度は、300km/秒に下がったまま安定しています。 磁場強度は、グラフの縦軸が縮まってしまい、読み取りにくいのですが、 7〜8nTに少し強まっています。 まだ、CMEの影響がやって来るには早いので、すぐに大きく変化することはないと思います。 今日のAE指数は、エラーデータが混じっているようで、変な図になっています。 基本的には穏やかな状態が続いている様です。 ただ、昨日あたりは、太陽風磁場が弱い南向きになっていたので、 地上でも弱いオーロラ活動は見られたのではないでしょうか。 もうしばらくは低速の太陽風が続くと思われるので、その間は、磁気圏も静穏でしょう。 明日か明後日くらいに、太陽で発生したCMEの影響がやってくると思われます。 速度はそれほど高くないと思いますが、まとまった磁場が運ばれてきて、 強い南向き磁場を作り、磁気嵐や活発なオーロラ活動を起こす可能性があります。 CMEの影響は2回にわたって到来し、その後は、コロナホールによる高速風が始まると思われます。 これから1週間程度、にぎやかな状態が続くかもしれません。 太陽では、中心やや北寄りに小さな黒点が発生しています。 まだ番号は付いていないようです。 X線のグラフでは、B6の小さなフレアが発生しています。 1072黒点群で発生したそうです。 しかし、1072群が特に活動を強めているという様子は見られず、 太陽は、基本的には穏やかな状態が続くでしょう。 SOHO EIT195による太陽コロナ。26日13時(世界時26日4時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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