宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:57)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/28 --- ---
4/27 --- ---
4/26 --- ---

黒点  4/28 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:45 336 +4.1
-2 h 357 +4.9
-4 h 362 +3.9
-6 h 363 +4.9
-8 h 333 +2.1
-10 h 359 +3.4
-12 h 365 +0.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:59 -8 3/ 8
-2 h -7 -1/ 7
-4 h -7 -3/ 11
-6 h -7 -5/ 4
-8 h -9 -4/ 4
-10 h -10 -3/ 5
-12 h -10 -6/ 1

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^1
4/28 0.4 5x10^1
4/27 0.4 5x10^1
4/26 0.4 4x10^1
4/25 0.4 3x10^1
4/24 0.4 3x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 4/23 09:10 太陽風の小規模の乱れは続いています。磁気圏活動が強まりそうです。
2010/ 4/24 11:12 コロナホールの影響で、440km/秒の太陽風が続いています。
2010/ 4/25 11:04 太陽風は、400km/秒と平均的な速度で安定しています。無黒点が続いています。
2010/ 4/26 11:09 300km/秒台中盤の穏やかな太陽風が続いています。太陽は無黒点です。
2010/ 4/27 13:25 穏やかな太陽風が続いています。無黒点も続いています。
最新のニュース

2010/ 4/28 11:57 更新
太陽風は、速度360km/秒で安定しています。太陽は無黒点です。

担当 篠原

低速の太陽風が続いています。
速度は、昨日より360km/秒でほぼ安定しています。
最新データは、340km/秒へと少し下がり気味です。

一方、磁場強度は、5nTから7nTほどへ少し強まっています。
まだ判断はつきませんが、前周期に見られた太陽風の高まりの兆しかもしれません。
ここからの変化に注目して下さい。

磁気圏も静穏です。
AE指数はほとんど変化していません。


SOHOのEITカメラはお休みしていますので、
STEREO Behindの太陽コロナ写真を掲載します。
この衛星は、地球よりも5日分ほど先の太陽を見ています。
太陽の北半球側に、大きなコロナホールが東西に長く伸びています。

この写真では、コロナホールの先頭(右端)は、
ちょうど高速風が始まりそうな位置に見えています。
すると、地球への影響開始は、5日後の5月3日くらいになりそうです。


太陽は、無黒点が続いています。
4月15日より13日間です。

STEREO Behindの様子では、東端から黒点群が現れるということも当面はなさそうで、
無黒点はどこまで続くのでしょうか。



STEREO Behind EUVI195による太陽コロナ。地球よりも5日分ほど先回りをして太陽を見ています。
(c) NASA


SOHOによる太陽可視光写真。今日も無黒点です。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。