宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 2/14 10:34 更新 小規模フレアを起こしながら、1048黒点群が上がってきたようです。太陽風は低速が続いています。 担当 篠原 SOHOの可視光写真ではまだ見ることができませんが、 太陽の東端から新しく1048黒点群が上がってきたそうです。 SOHO EIT195を動画で見ると、この領域は活発な活動を起こしていて、 プロミネンスのループが美しく輝いています。 そして、姿を現す直前なのかと思われますが、C4.3、C9.6とふたつの小規模フレアを起こしています。 東端ぎりぎりでの発生ですから、実際の規模はこれよりも大きかったのではないでしょうか。 SOHOの可視光写真が更新されれば、1048群の黒点を見ることができるでしょう。 どのような黒点なのか、注目してください。 一方、1046黒点群は、CクラスやBクラスの小さなフレアを起こしている程度です。 規模は弱まっている様です。 太陽風は、速度が310km/秒に下がっています。 低速風の状態が続いています。 太陽の南半球にはコロナホール広がっていましたが、まだ影響は見られないまま経過しています。 27日周期の図では、前周期の1月20-21日に速度の山が発生しているので、 このタイミングにかけて変化が見られるのかもしれません。 また、この2日間に発生したフレアの影響が来るのかどうかなど、 明日、明後日にかけて、太陽風の変化にも注目してください。 太陽風の磁場強度は、5〜6nTと平均的な強さで推移しています。 南北成分が南寄りになっていて、小規模のオーロラ活動が発生しています。 この状態が続くと、今夜のアラスカのライブカメラなどが楽しみです。 SOHO EIT195による、太陽コロナ。14日6時(世界時13日21時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。東端の1048黒点群は、この写真ではまだ見えないようです。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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