宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 2/12 08:22 更新 太陽のフレア活動は穏やかです。太陽風はゆっくりと弱まっていて、オーロラも穏やかです。 担当 篠原 太陽は静かな状態です。 フレア活動は、今朝、12日4時(世界時11日19時)にC1の小さな小規模フレアが発生しただけです。 1045黒点群は東西に離れた小さな黒点だけになってしまいました(動画を掲載しています)。 東の端からは、EIT195で明るく見えていた領域が上がってきましたが、 白斑が見えるだけで、黒点は見られません。 太陽はしばらく落ち着いた状態になりそうです。 太陽風は、昨日見られた磁場強度、密度、速度の強まりが、安定して続いています。 それぞれ若干弱まっていて、磁場強度は5nT近くに、 密度は5個/cm^3程度に、速度は370km/秒程度となっています。 このまま弱まっていくのか、次に発生したCMEの影響が到来するか、 今日のACEの変化に注目してください。 ただし、CMEの影響がやってきても、今回程度の小規模の変化でしょう。 太陽風の強まりが来ましたが、磁場の南北成分が概ね北向きだったためか、 オーロラの活動度はほとんど高まりませんでした。 AE指数は、前半に小さな変動が見られる程度で、静穏です。 太陽風が現状のままであれば、この後も静かな状態が続くでしょう。 SOHO可視光写真による、1045黒点群の変化。 (c) SOHO (ESA & NASA)、宇宙天気ニュース(動画加工) SOHO EIT195による、太陽コロナ。12日5時半(世界時11日20時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。1045黒点群と1046黒点群が見えています。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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