宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 2/10 08:52 更新 1045黒点群の活動は弱まっています。そろそろCMEによる太陽風の乱れがやって来るでしょう。 担当 篠原 1045黒点群の活動は一段落着いたようです。 昨日のニュース以降は、C2.7、C2.4、C1.8と、Cクラスの中の小さめの規模のフレアが発生しただけで、 フレアの発生頻度が下がるとともに、X線の強度も下がっています。 可視光写真で見える黒点も、昨日よりも更に小さくなっています。 1045黒点群は、このまま弱まっていくのか、 一休みして、再び活発化するのか(こういう変化もよく見られます)、 まだしばらく注目してください。 太陽には、東端の南北に、1047黒点群(下)と1046黒点群(上)が見えます。 こちらは、特に目立った活動は起こしていません。 太陽風は、速度は320km/秒へ低下しています。 結局、コロナホールの影響は来ず、低速風が深まっています。 このまま、CMEによる太陽風の乱れを迎えることになりそうです。 まず、7日11時頃(世界時7日2時)に発生したM6.4フレアによるCMEの影響が、 今日くらいに地球に到達すると考えられます。 既に3日近く時間が経過していますので、それほど速度の高い風にはならないでしょう。 むしろ、磁場の強まりがやってきて、 強い南向きをもたらすことによる磁気圏の擾乱に注意して下さい。 また、8日16時半(世界時8日7時半)のM4.0フレアもCMEを起こしています。 1日ほど開けてこちらの影響もやってきそうです。 これからしばらく、オーロラ観望はチャンスです。 注目してください。 SOHO EIT195による、太陽コロナ。10日8時半(世界時9日23時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。1045黒点群は少しずつ小さくなっています。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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