宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 2/ 5 08:42 更新 太陽風の速度は400km/秒を割りつつあります。磁気圏は静かです。 担当 篠原 太陽風の速度はゆっくりと下がり続け、 昨日は460km/秒ほどありましたが、現在は400km/秒を割りそうなところです。 磁場強度も、3〜4nTとやや弱めの状態で落ち着いています。 速度、磁場強度がともに弱まったとともに、 磁場の南北成分は、0nT付近か、やや北寄りに推移しています。 このため、地球の磁気圏へのエネルギーの流れ込みが弱まり、 オーロラの活動は静かになっています。 ここ数日、AE指数は小さいながらも変動が続いていましたが、 今日の図はほとんど変化していません。 SOHO EIT195では、太陽の北東部(左上)にコロナホールが見えています。 この位置を、前周期(27日前)の写真と比べると、少し東側にずれたようです。 27日周期の図では、2月7〜8日くらいに高速風の回帰が予想できますが、 今のコロナホールの様子では、1〜2日ほど遅れるかもしれません。 太陽では、1043黒点群が小さくなって見えています。 また、その左下にもうひとつ微かな黒い点が見えています。 昨日、小さな磁場の強まりが現れていると書きましたが、それとはまた別に発生した領域です。 また、北東の端には白斑が見えます。 EIT195で明るく光っていた領域がいよいよこちら側に回ってきました。 今のところ黒点は見えないようです。 SOHO EIT195による太陽コロナ。5日6時(世界時4日21時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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