宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2010/ 2/ 6 11:06 更新 太陽では、Bクラスの小さな活動が起こり始めています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽が、また少しにぎわっています。 昨日現れた小さな黒点は、1044黒点群と番号が付きました。 その上に見える1043黒点群とともに、小さなBクラスのフレアを起こしている様です。 また、北東(左上)側から上がってきた活動領域は、黒点は見られないものの、 EIT195では広い範囲にわたってコロナが明るく輝いています。 部分的に活動が強まっている領域もあるようで、その辺りから黒点が出現するかもしれません。 X線のデータで見られるフレア活動とともに、今後の変化に注目してください。 太陽風は、速度は更に低下して、330km/秒ほどの低速風になっています。 磁場強度も3〜4nTとやや弱まった状態です。 EIT195では、北半球のコロナホールが太陽の中心線に達しています。 この状態だと、3日後の2月9日くらいから影響が始まりそうです。 27日前の太陽と比較すると、コロナホールの位置は東側に1日分ほどずれています。 27日周期の図で予想される高速風の到来(7〜8日頃)よりも、遅れて始まる可能性が高そうです。 現在の磁気圏活動は静穏です。 AE指数は小さな変化が発生している程度です。 次の太陽風の乱れまで、この状態が続きそうです。 SOHO EIT195による太陽コロナ。6日10時半(世界時6日1時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。1043黒点群とその左下に1044黒点群が見えます。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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