宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/12/12 08:14 更新 250km/秒と非常に遅い太陽風になっています。1034黒点群の活動は落ち着いています。 担当 篠原 1034黒点群の規模は、ほとんど変わらす、小規模の黒点群のままです。 X線のフレア活動も収まり気味で、活動度は低下しているようです。 ただし、一旦静かになってまた活発になる、という変化はよく起こることなので、 注目を続ける必要はあるでしょう。 太陽風は、更に速度が下がり、今日の未明から250km/秒となっています。 非常に低速で、速度がいっぱいに下がりきった状態と言ってもいいでしょう。 磁場強度も、3〜4nTと弱めの状態です。 速度が非常に低く、磁場が弱く、南北成分も北寄り傾向ということで、 オーロラ活動は非常に低調です。 オーロラ活動が作る電流を測っているAE指数は、今日も全く変化していません。 この静かな状態は、もう5〜6日くらいは続くと思われます。 SOHO EIT195では、コロナホールの淡い影が少しずつ中心線に近づいています。 今日の様子では、コロナホールは前周期よりも淡くなっている様に思えます。 明日、明後日の画像を見る必要がありますが、 18日頃にやってくると予想している太陽風の変化は、弱まっているかもしれません。 SOHO EIT195による太陽コロナ。12日7時半(世界時11日22時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。東側に1034黒点群が見えます。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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