宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/12/11 09:27 更新 1034黒点群で、C3の小規模フレアが発生しました。太陽風はとても低速です。 担当 篠原 昨日太陽に出現した黒点は、1034黒点群と番号が付きました。 SOHOの可視光写真の北東端(左上)に見えています。 この黒点群で、昨夜、10日20時(世界時10日11時)にC3の小規模フレアが発生しました。 GOESのX線データでは、その前後にもA、Bクラスの小さな変動が続いています。 1034黒点群は、ある程度活動度を持った領域の様です。 引き続き、小規模のフレアが発生する可能性があります。 黒点群の規模は小さいので、大きなものになることはないでしょう。 12月1日にX線の観測がGOES14衛星に切り替わって、10日めで初のCクラスフレアとなりました。 最近の太陽の状況を考えると、ずいぶん早く観測する機会に恵まれたと言えそうです。 GOES14衛星は6月に打ち上げられた様ですので、衛星にとって初フレアということではないと思います。 太陽風は、速度280km/秒とたいへん遅い風が続いています。 磁場強度も3nTと弱めの状態が続いています。 磁気圏も静穏で、AE指数はほとんど変化していません。 SOHO EIT195では、黒点群のある明るい領域のすぐ手前に、コロナホールの黒い筋が見えています。 もう2 日ほどして、こちらへ回ってくると、よく見える様になるでしょう。 このコロナホールは前周期にもあったのですが、広がりが小さくなっているかもしれません。 中心へ近づいた頃に比較してみましょう。 27日周期の図では、影響は18日頃にやってくると予想できます。 SOHO EIT195による太陽コロナ。11日0時半(世界時10日15時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽可視光写真。1034黒点群が見えます。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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