宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/12/10 09:15 更新 太陽風は280km/秒に下がっています。小さな黒点群が上がって来たようです。 担当 篠原 速度の遅い太陽風が続いています。 速度は、昨日からまた下がって、280km/秒となっています。 速度がここまで下がることは比較的珍しかったので、 「かなり遅い風」といつも表現していますが、 最近は、この速度まで下がるのも普通のことになってしまいました。 磁場強度も、3nT前後で弱めです。 太陽風が穏やかなため、磁気圏も静かで、 AE指数はほとんど変化していません。 遅い太陽風は、このまま続くでしょう。 もうしばらくすると、次の変動の原因となるコロナホールが、 太陽の東の端から見えて来ます。 太陽ではX線のデータが強まり、Bクラスの変化が発生しています。 発生源は、EIT195の東の端で明るく光っている領域です。 ここに小さな黒点があるようで、 例えば、ぐんま天文台の太陽望遠鏡写真で見ることができます。 (リアルタイムなので、晴れているうちにご覧下さい) SOHOは、更新が遅れていて、 まだ見ることができません。 どのような活動度の黒点でしょうか。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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