宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:15)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/11 --- ---
10/10 --- ---
10/ 9 --- ---

黒点 10/10 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:51 269 -0.6
-2 h 264 -0.2
-4 h 260 -1.5
-6 h 246 -1.8
-8 h 247 -1.8
-10 h 255 -2.0
-12 h 270 -1.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^0
10/11 0.6 7x10^0
10/10 0.6 1x10^1
10/ 9 0.7 1x10^1
10/ 8 0.6 1x10^1
10/ 7 0.6 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2009/10/ 6 08:35 太陽風は低速風に戻りました(360km/秒)。9月までの黒点数の状況をまとめます。
2009/10/ 7 08:44 300km/秒台前半の穏やかな太陽風が続いています。小さなコロナホールが見えています。
2009/10/ 8 09:01 太陽風の速度は、280km/秒とかなり遅くなっています。穏やかな状態が続いています。
2009/10/ 9 08:34 280km/秒前後のかなり遅い太陽風が続いています。磁気圏もとても静かです。
2009/10/10 08:55 太陽風は、速度300km/秒で、低速風が続いています。
最新のニュース

2009/10/11 09:15 更新
太陽風の速度は、更に遅くなっています。太陽に小さな黒点ができた様です。

担当 篠原

太陽風の速度は、260km/sと前後と、
更に遅くなっています。
最低では、240km/秒にもなっており、
ここまで下がるのは、なかなかありません。

磁場強度は2〜4nTと、弱まったままです。


今のところ、コロナホールの影響は全く見られません。
今日、明日と様子を見る必要はありますが、
このまま低速風が続くだけかもしれません。

磁気圏も静穏です。
掲載しているのはシベリアの磁場データだけですが、
全く平坦です。


太陽では、とても小さな黒点が発生した様です。
中央部の少し右上に、かすかに点がみえます。
SOHO EIT195でも、小さく光っています。
見比べて、見つけて下さい。

小さいので、すぐに消えるかもしれません。


今朝はマニラからです。
まだ暑さはこれからですが、夏に逆戻りした気分です。




(c) SOHO (ESA & NASA)



(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





この情報ページについて、コメント、要望などがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。