宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/10/13 08:35 更新 太陽風の速度は、370km/秒に下がっています。磁気圏も静かです。 担当 篠原 太陽風の速度上昇は、昨日のニュースの頃までが最高速だった様で、 その後低下を始め、既に370km/秒の低速風に戻っています。 磁場強度は、逆にやや強さを戻して、5nTと平均的な強度で安定しています。 南北成分は、0nT付近から北寄りに推移していて、磁気圏への影響は小さそうです。 実際、AE指数を見るとほとんど変化は見られず、磁気圏はとても静かだった様です。 太陽風の速度上昇領域はあっさりと通過して、 これから再び低速風が続くことになりそうです。 SOHO EIT195の太陽コロナ写真では、北極から低緯度域まで、 垂れ下がる様な細長いコロナホールの筋が見えています。 目立つ形をしていますが、地球への影響は小さいでしょう。 太陽コロナは全体的にのっぺりとしていて、当分穏やかな太陽風が続きそうです。 また、EIT195の太陽の南東(左下)の端に、明るい領域が見えています。 STEREO Behindで見えていた活動領域が、こちら側に回って来たのです。 しかし、可視光写真を見ると白斑が光っているだけで、黒点は無い様です。 X線データも特に目立った変化はしていません。 太陽は静穏な状態を保っています。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。13日7時半(世界時12日22時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。太陽の南東に白斑が見えます。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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