宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/10/ 9 08:34 更新 280km/秒前後のかなり遅い太陽風が続いています。磁気圏もとても静かです。 担当 篠原 かなり速度の遅い太陽風が続いています。 昨日、300km/秒台を割っていた速度は、そのまま270km/秒近くまで下がりました。 今朝になってほんの少し上がって、290km/秒となり、 磁場強度も、やや弱めの3nTから、平均レベルの5nTへと少し高まっています。 前周期に見られた速度上昇の回帰としては、まだ少し早い様に思われますので、 ここから大きく速度が上がることはなく、 明日くらいまでは、低速の太陽風が続くのではないかと思います。 磁気圏もとても静かです。 AE指数は、今日も全く変化していません。 SOHO EIT195の太陽コロナ写真では、小さなコロナホールが西へ移動しています。 今日の写真でも、ここから東側に伸びるコロナホールの筋は見られず、 前周期に見えていたコロナホールは、ほとんど消えてしまった様です。 上に書いた、速度上昇の回帰は、今回はほとんど見られないかもしれません。 太陽は無黒点が続き、とても穏やかです。 STEREO Behindで先回りすると、太陽の東端の向こう側に、 小規模ですが活動的な領域が発生しています。 黒点があるかどうかは微妙な大きさです。 もう3日ほどすると、SOHOでも見えてくるでしょう。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。9日5時(世界時8日20時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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