宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 9/ 9 09:32 更新 太陽風は低速で、磁気圏もたいへん穏やかです。 担当 篠原 GOES衛星による、太陽X線のグラフにB2ほどの小さなフレア活動が発生しています。 これは、SOHO EIT195の西の端(右端)に、小さく光っている部分で発生したものです。 ここは、9月1日に発生した1025黒点群のあった場所です。 STEREO Aheadの動画などを参考にすると、活動度が少し高まっている様で、 あるいは黒点にまで発達するのかもしれません。 ただし、もう向こう側に回ってしまうので、確認することはできないでしょう。 低速の太陽風が続いています。 速度は更に下がって、310km/秒ほどになっています。 前周期同様に、300km/秒を割るほどになるのかもしれません。 磁気圏も非常に静穏です。 AE指数は全く変化がなく、真っ平らです。 27日周期の図より、次の擾乱は、 8月20日の27日後にあたる9月16日頃ではないかと考えていましたが、 もう少し遅くなるかもしれません。 今日のSOHO EIT195では、コロナホールが東端の北半球側にかろうじて見えていますが、 前周期よりも東側に動いているようなのです。 もう2日ほどすると、はっきりと分かる様になるでしょう。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。9日3時(世界時8日18時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる、太陽可視光写真。無黒点ですが、西の端に白斑が見えます。9日2時半(世界時8日17時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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