宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 8/27 07:38 更新 とても小さな黒点が出現しているようです。太陽風は、300km/秒台後半の穏やかな状態が続いています。 担当 篠原 太陽に、非常に微かに黒点が見えている様です。 可視光写真で、太陽の中心から少し左下に下がったところです。 ほんとうにかすかに、黒くなった部分が見えます。 と言っても、ほぼ見つからないでしょうから、2枚目の磁場写真と見比べて下さい。 こちらでは、小さく磁場が強まった領域がはっきりと見えています。 この大きさでは、黒点の出現は短時間でしょう。 NOAAやSIDCで黒点としてカウントされるかどうか、注目しています。 磁場の極性は、24期の性質です。 もう、現れる黒点はすっかり新しい周期に切り替わっています。 数が増えないだけです。 太陽風は、低速風が続いています。 速度は、350km/秒から370km/秒へわずかに上がっています。 磁場強度は、5nTから3nTへ下がりました。 昨夕、26日17時(世界時26日8時)までは、南北成分が-3nTほどの南向きがずっと続いていて、 その影響で、AE指数が小規模ながらも盛り上がった状態が続いていました。 この様なときは、磁気圏全体の対流が強まっていたと考えられます。 今後の太陽風は、SOHO EIT195の南北中緯度側に見られる小さなコロナホールの影響が 地球へやってくるかどうかです。 今日は低速のまま推移すると思われますが、明日以降に速度の高まりなどが見られるかもしれません。 SOHOによる太陽の可視光写真。中心部の左下に微かに黒点が見えます。27日6時半(世界時26日21時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の磁場写真。中心部の左下に小さな磁場の強まりがあります。27日4時(世界時26日19時) (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。27日7時半(世界時26日22時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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