宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
|
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
|
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2009/ 8/22 11:42 更新 500km/秒付近の高速風が続いています。中規模のオーロラ活動も発生しています。 担当 篠原 太陽風の速度は、下がりつつありますが、まだ500km/秒台を保っています。 磁場強度は、4nTへやや戻したところで安定しています。 高速風は、基本的には終盤に向かっていると思われますが、 今日も高速状態を保つのか、400km/秒台中盤くらいへ下がって行くのか、 興味深いところです。 AE指数を見ると、700nT、500nTと中規模のオーロラ活動が発生しています。 磁場強度は4nTレベルと既に弱めだったのですが、 南北成分が、それいっぱいに-4nTの南向きになったことが影響したのでしょう。 SOHO EIT195では、太陽コロナは、全体的にぼんやりとしてます。 今回の高速風の後は、穏やかな太陽風が長く続くでしょう。 可視光の太陽も、無黒点のままです。 STEREOの写真を見ても、目立った明るい領域はありません。 無黒点のまま、8月を乗り切ってしまうのでしょうか。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。22日9時(世界時22日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる、太陽可視光写真。無黒点が続いています。22日9時(世界時22日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|