宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 8/ 1 11:36 更新 太陽風の速度は400km/秒に上がりました。コロナホール影響がやって来た様です。 担当 篠原 昨日の午後、31日16時(世界時31日7時)頃に、太陽風の速度は400km/秒へ上昇しました。 平均的な速度に戻った程度ですが、コロナホールの影響がやって来たのでしょう。 速度が上がる前後に、磁場の南北成分が-5nT近く南向きに振れました。 その影響で、AE指数で400nTほどのオーロラ活動が2回発生しています。 AE指数のグラフには、激しいぎざぎざが起きていますが、 これらはデータのエラーでしょう。 太陽風の速度は上昇ましたが、長くは続かないでしょう。 今日いっぱいくらいで再び低速風に戻る可能性があります。 太陽風磁場は既に2nTに弱まっており、 磁気圏活動は穏やかに推移するでしょう。 SOHO EIT195では、次のコロナホールが太陽の北東(左上)に見えています。 5-6日後に、ここからの影響が地球にやって来る可能性があります。 27日周期の図では、前周期の7月10-11日に小さな速度上昇が起きていました。 太陽は、SOHOの可視光写真が止まったままですが、 NOAAによると無黒点とのことで、GOESのX線データも静穏です。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。8月1日10時(世界時1日1時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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