宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 8/ 2 14:25 更新 穏やかな太陽風が続いています(速度380km/秒)。磁気圏も静穏です。 担当 篠原 穏やかな太陽風が続いています。 一昨日、400km/秒に上がった太陽風の速度は、 昨日もそのまま420km/秒で安定していましたが、 今日に入ってやや下がり、現在は380km/秒です。 速度の高まりは、終わったのではないかと思われます。 磁場強度は、4-5nTと、平均的なレベルです。 磁気圏も静穏です。 AE指数には、小さな変化が2つ見られるだけで、他は全く平坦です。 太陽風磁場の南北成分は、0nT付近で変化しています。 磁気圏へのエネルギーの流れ込みは、小さくなっている様です。 SOHO EIT195で太陽のコロナを見ると、 コロナホールは次第に太陽の中心へと移動しています。 このコロナホールの位置を、27日前の写真と比較してみます。 掲載の大きな写真は今日の太陽、小さい写真は27日前(7月6日)の太陽です。 北極付近からコロナホールが伸びているのはどちらも同じですが、 27日前の写真では、コロナホールは太陽の中心線に近づいていますが、 今日の写真では、コロナホールはまだ東側(左側)に寄っています。 コロナホールの位置が変わっている様です。 このため、地球への影響も、 到来のタイミングを含めて、変わっている可能性があります コロナホールが中心線へ達するのは、明日くらいになりそうです。 27日周期の図の予想では、影響は8月6-7日頃にやって来そうですが、 どうなるでしょうか。 太陽は、今日も無黒点とのことです。 SIDCで、7月の黒点数が発表されています。 それによると、7月の無黒点の日数は、22日でした。 5、6、7月と同じような状態が続いています。 (詳細は、後日掲載します) SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。8月1日10時(世界時1日1時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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