宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 7/19 12:05 更新 290km/秒のとても遅い太陽風が続いています。磁気圏活動もとても静かです。 担当 篠原 低速の太陽風による、穏やかな宇宙天気が続いています。 昨日、300km/秒に下がった太陽風の速度は、そのまま290km/秒付近で安定しています。 とても遅い状態です。 磁場強度も、2nTと弱まったままで安定しています。 ACEの図の最後のところで、3nTを超える程度に強まりを見せていますが、 現時点では、変化としては小さなものです。 太陽風が穏やかなため、磁気圏活動も全く静かです。 AE指数のグラフなど、データが取れていないのではと思わせるほど平坦になっています。 太陽に目を向けると、SOHO EIT195では、コロナホールがいよいよ太陽の中心線に達しています。 これから3日後くらいに太陽風の変化が始まると思われます。 22日頃でしょうか。 ただ、コロナホールはだいぶ小さいです。 むしろ、北極に広がる大きなコロナホールの方が気になります。 やって来る高速風は、前周期同様500km/秒にやっと達するくらいの変化ではないでしょうか。 太陽は無黒点が続いています。 こちらもとても静かです。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。19日11時半(世界時19日2時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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