宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 7/ 9 12:56 更新 1024群は、大きく見えていますが、活動は穏やかです。太陽風は低速状態が続いています。 担当 篠原 1024黒点群は、太陽の西の端に近づいて来ました。 黒点の大きさは、昨日からあまり変わっていません。 しかし、X線の強度はゆっくりと下がり、活動度は弱まって来ている様です。 フレアの発生も、昨日はBクラスの小さなものが数回見られたのの、 今日に入ってからは、それ以下に弱まっています。 1024群は、このまま弱まって行くのでしょうか。 太陽風は、320km/秒ほどの低速状態が続いています。 今日は、磁場の方が面白いグラフになっています。 南北成分(赤線)が、昨日からずっと南向きになっているのです。 強度は、初めは-5nTほどで、次第に-3nTに下がり、 今朝からは北向きに変わっています。 この間に、東西成分が反転していて、太陽風のセクター境界を越えています。 南向き磁場が長く続いたため、磁気圏の対流が強まり続け、 AE指数の幅が長時間太くなるという現象が観測されています。 AE指数としては、200〜400nTくらいの小規模の変化です。 磁気圏は、活発というほどではないものの、 常にエネルギーが流れ込んでいる状態だったのです。 太陽風磁場の南向きは終わりましたので、この後は磁気圏も穏やかになるでしょう。 SOHO EIT195では、コロナホールがかなり西側に移動し、 そろそろ影響がやって来ても良い頃です。 本当に来るかどうかは、来てみないと分かりませんので、 しばらくACEのデータに注目して下さい。 SOHOによる、太陽可視光写真。南半球西側に1024黒点群が見えます。9日2時半(世界時8日17時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA)、画像加工 : 宇宙天気ニュース SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。9日12時(世界時9日3時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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