宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 7/ 6 09:59 更新 1024黒点群で、C2.7の小規模フレアが発生しました。Cクラスフレアは7ヶ月ぶりです。 担当 篠原 1024黒点群で、昨日、5日16時(世界時5日7時)に、 C2.7の小規模フレアが発生しました。 Cクラス以上のフレアの発生は、2008年12月11日以来と、7ヶ月ぶりのことです。 この3日間の、1024黒点群の発達の様子を動画にしました。 この大きさの黒点群も、久しぶりではないかと思います。 EIT195の動画を見ても、1024黒点群は細かく活動しています。 その様子は、GOESのX線データにも現れていて、 Cクラスのフレアの前後にも、Bクラスの変化が連続的に観測されています。 1024黒点群では、今後もCクラスのフレアが発生する可能性がありそうです。 引き続き、注目して下さい。 太陽風は、低速で穏やかな状態が続いています。 速度は、昨日より340km/秒前後で安定しています。 磁場強度は、5nT付近にあり、平均的な強さです。 磁気圏も概ね静穏です。 AE指数を見ると、最初と最後の部分に少し幅が太くなっている部分があります。 最初の変化は、太陽風磁場の南北成分が、 -5nTの南向きになっていたのが影響したのでしょう。 一方、最後の変化では、太陽風磁場の南北成分はほとんど0nT付近でしたが、 東西成分が5nTほどの幅を持って大きく振れていました。 この影響かもしれません。 SOHO EIT195では、太陽の北極から伸びるコロナホールが、 中心線に近づいて来ました。 正面に回って来ると、濃さも増して、よく見える様になりました。 高速風の発生源としては、十分な規模を持っている様ですが、 緯度が高めなので、地球への影響がどうなるか注目されます。 影響の開始は、3〜4日ほど先となるでしょう。 1024黒点群の発達の様子。Cクラスのフレアも起こしました。 (c) SOHO (ESA & NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース SOHOによる、太陽可視光写真。南半球に1024黒点群が見えます。6日6時(世界時5日21時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO EIT195による太陽コロナ。6日9時半(世界時6日0時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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