宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 7/ 4 08:31 更新 太陽風は低速風になり、磁気圏も静穏です。太陽にとても小さな黒点が出現した様です。 担当 篠原 太陽風の速度は、若干下がり、360km/秒で安定しています。 次第に低速風に変わっています。 磁場強度は、3nTから5nTへ少し上がっています。 平均的な強さに戻ったというところで、 乱れているという様な状態ではありません。 磁気圏もとても静かです。 AE指数は、ほとんど変化が見られません。 引き続き、穏やかな太陽風が続くと思われます。 SOHO EIT195では、コロナホールが少しずつ見やすくなってきました。 このコロナホールは、前周期にはもっと微かで、今回、規模を増して来たようです。 明日か明後日になったら、27日前の写真と比較してみましょう。 今日の太陽の可視光写真をよく見ると、 中心から南寄り(下側)に、非常に小さな黒点が出現している様です。 できたての黒点で、SOHOの可視光写真では、まだこの1枚にしか写っていません。 SOHO EIT195と見比べると、明るく光っている領域に対応しています。 GOESのX線では、Aクラスのとても小さなフレア活動が観測されています。 黒点は、この変動とともに発生したようです。 SOHO EIT195による太陽コロナ。4日7時半(世界時3日22時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる、太陽可視光写真。中央部南寄りに、小さな黒点が見えます。4日6時(世界時3日21時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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