宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 6/22 15:33 更新 太陽に黒点群が2つ出現しました。太陽風は300km/秒に下がり、とても穏やかです。 担当 篠原 今日は、更新がすっかり遅くなってしまいました。 申し訳ありません。 地上は全国的に梅雨空の様ですが、宇宙の天気は穏やかな状態が続いています。 ただ、晴れているというよりも、 個人的には、薄曇りが続いているような印象です。 太陽風の速度は、昨日の360km/秒から、300km/秒へと半日ほどで下がってしまいました。 磁場の強まりも、この速度の高まりに対応した変化だった様で、 速度が下がるとともに、2nTへと弱まってしまいました。 このように、現在の太陽風はかなり低速で、とても穏やかです。 磁気圏もたいへん静かです。 AE指数には、ほとんど変化が見られません。 SOHO EIT195では、コロナホールが太陽の中心線を越えています。 広さはそれほどでもありませんが、しっかりと黒く見えるコロナホールなので、 久しぶりに500km/秒を超える高速太陽風をもたらすかもしれません。 明後日24日の後半か、25日の到来となりそうです。 注目しましょう。 太陽の南半球に、一気に2つの黒点群が出現しました。 中心線沿いの、南半球の中緯度あたりに小さく見えるのが、1022黒点群です。 そして、そこから東側(左側)に寄ったところに、もうひとつ黒点が見えます。 掲載の写真では、1022群よりもはっきり見えます。 1023黒点群となるでしょう。 磁場分布を見ると、どちらも新しい第24期の極性の様です。 今月は、これで4つめの黒点群です。 いよいよ潮目が変わったのかもしれません。 X線のグラフは、全く変化がなく、フレア活動は見られません。 今度は、こちらの活発化が待たれます。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。22日15時(世界時22日6時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる、太陽可視光写真。南半球に、黒点群が2つ見えます。2日12時(世界時22日3時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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