宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 6/15 08:54 更新 太陽風は、速度300km/秒と低速で安定しています。低速の太陽風は、まだ当分続きそうです。 担当 篠原 太陽風は、速度300km/秒付近で安定していて(ACEの黄色線)、 とても遅い状態が続いています。 磁場強度(白線)は、5nTと平均的なレベルを保っています。 昨日の磁場の南北成分(赤線)を見ると、図の真ん中で半日ほど、 -5nT近い南向き(マイナスの変化)が続いています。 しかし、速度がかなり遅いので、磁気圏への影響はとても小さく、 AE指数では、200nTの変化を起こすのがやっとという様子でした。 穏やかな太陽風は、今後も当分続くと予想されます。 SOHO EIT195の太陽コロナは、全体的にぼんやりと一様に光っていて、 コロナホールは見られません。 500km/秒台の高速風は、5月9日が最後で、 以降、36日に渡って400km/秒台以下の穏やかな太陽風が続いています。 (その中で、400km/秒台中盤まで上がったのは、5月28日だけです) 太陽は、可視光の写真が更新されていないのですが、 NOAA/SWPCの発表によると、無黒点の状態が続いている様です。 SOHO EIT195では、南東(左下)の明るい点が強まり、 昨日よりも一段目立って来ています。 更に発達すれば、黒点の出現につながるかもしれません。 注目して下さい。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。15日8時半(世界時14日23時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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