宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 5/16 08:06 更新 太陽風の速度は300km/秒台前半の低速風になっています。プレアデス星団が見えてきました。 担当 篠原 SOHO衛星のLASCO C3カメラの視野に、プレアデス星団(すばる)が見えてきました。 今日1枚目の写真の左端に見える、ごちゃごちゃとした星の集まりです。 毎年、5月になると太陽のすぐ横にやって来る星団です。 太陽はこれから、おうし座を横切って行くことになります。 その太陽では、1017黒点群が小さくなっています。 今日の写真では、太陽の中心から北より(上より)に、 ほんのかすかな黒い領域として見えている程度です。 X線でもフレア活動はなく、活動領域は弱まっています。 一方、SOHO EIT195では、太陽の東端(左端)に、次の活動領域の明るい光が見えています。 もう少しでこちら側に回ってきます。 STEREO Behindで見ると、明るさは今見えている領域よりも弱い様です。 黒点は無いのかもしれません。 太陽風は、速度が下がって、320km/秒へとすっかり低速風になってしまいました。 前周期にやって来た速度の高まりはなくなってしまったようです。 磁場強度も3nTと弱めで、太陽風が変化する気配はありません。 このまま長い低速風期間が続きそうです。 27日周期の図で見ると、ついこの前、5月7日頃に始まった高速風が回帰してくるまで、 18日間程度、穏やかな太陽風が続く事になりそうです。 現在の太陽は、太陽風という観点でも非常に地味な状態です。 SOHO LASCO C3の中にプレアデス星団が見えてきました。16日3時半(世界時15日18時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる、太陽可視光写真。1017黒点群は小さくなっています。16日2時半(世界時15日17時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。16日4時(世界時15日19時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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