宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 5/17 11:06 更新 穏やかな太陽風が続いています。磁気圏も静穏です。1017黒点群は小さいままです。 担当 篠原 昨夜より、太陽風の速度が400km/秒に上がっています。 低速風から、通常の速度レベルに上がったわけですがが、 変化としては小幅で、穏やかな太陽風が続いています。 太陽風の磁場強度も、5nTと平均的な強さで安定しています。 太陽風は、この後も穏やかな状態が続くでしょう。 27日周期の図の前周期のグラフはずっと低速で、次の変動は10日以上先の見込みです。 磁気圏活動も静穏です。 AE指数はほとんど変化していません。 SOHO EIT195を見ると、太陽の東端(左端)から活動領域が姿を現しました。 太陽の可視光写真では、この領域には白斑が見えるだけで、黒点はありませんでした。 活動領域の磁場分布は、[ 白 黒 ] で、 これは南半球の第23期(これまでの活動周期)の順番です。 出現している緯度が赤道付近ですので、まだ23期の性質が残っているのでしょう。 1017黒点群は、かろうじて見えている程度です。 X線の変動も無く、太陽は穏やかな状態が続いています。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。17日10時半(世界時17日1時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる、太陽可視光写真。1017黒点群が小さく見えています。17日9時(世界時17日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽磁場。東端の磁場の強まりは、南半球の23期型です。17日10時半(世界時17日1時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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