宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 3/20 13:23 更新 300km/秒の遅い太陽風が続いています。太陽風は、密度も下がっています。 担当 篠原 300km/秒と低速の太陽風が続いています。 速度が遅いだけでなく、プラズマの密度も下がっています。 ずっと、1個/cm^3以下に下がっていて、普段よりも薄い太陽風になっています。 密度が下がると、観測機の誤差が大きくなるらしく、 速度のグラフのところどころに、飛び上がった点が見られます。 磁場強度は、4nTと普通のレベルを前後しています。 磁気圏も概ね静穏です。 太陽風磁場の南向きの影響で、小規模のオーロラ活動が2回ほど起きています(AE指数)。 これから、コロナホールの弱い影響がやって来ると予想しています。 前周期のタイミングだと、始まりは今夜遅くになるかもしれません。 前回の速度は、500km/秒に届くか届かないかという程度でしたが、 今回はどうなるでしょうか。 太陽風の変化は、2〜3日ほど続きそうです。 SOHO EIT195を見ると、太陽の東側(左側)にコロナホールは見られません。 太陽は無黒点が続いています。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。20日13時(世界時20日4時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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